田中さんは一刻も早く、「僕が働かなくてもドカドカお金が入ってくる方法」を発明してください。僕はもう、あんな鉄火場には足を運びたくないのです。

どう考えたってこのままでは納期に間に合わないのです。なのに残業されても金は出せないなどと言われて、どうやって切り抜けたらいいってのよ。とんちか? 僕は一休さんではないのです。「はしを渡ったらいけないので真ん中を歩いてまいりました」「あーそっかなるほどー、切腹を言い渡す」

それでなくとも現在僕は、いつにも増して忙しい。バイオ0とゼルダ、おまけにポケモンも買って、これ全部やらなくちゃいけないじゃないですか。僕がやらなきゃレベッカは助からないしリンクだって困っちゃうしピカチュー元気でチュー。これはネズミ講ではないんでちゅー?

いや、僕が会社に行きたくないというよりも、こたつが僕を離さないのです。僕達もう離れられない。離れられない運命。僕はもう、こたつと結婚する。こたつはおまえらよりあったかいし、やさしいし、「どっか外行こうよう」なんてねだりもしない。足に毛が生えてなくてツルツルだし、蒸れて臭くなったりもしない。

…やっぱ人間のほうがいいかなあ。