イエローキャブの女がテレビに出ているのを見るときの気持ち。小池栄子のプロ根性。奴は自分のとりえをわかっている。わかりきっている顔をしてる。そんな彼女の言動は、僕を萎えさせる。

「自分の魅力は体だということ、胸で飯を食っているということを自覚済みで、私はプロとして自信を持ってお客のニーズに応えます」という意識を公に晒すのは、自らのズリネタとしての商品価値を暴落させることに繋がることになると承知の上なのだろうか。

グラビアの少女の心理を、我々は夢想する。その少女が感じる羞恥を察することで、あらわな姿態の魅力は何倍にも増幅される。本人が見せたいと思っているものなんて見たくない。見せたくないものが見たいんだよ。

野田社長の教育の弊害なのか、小池以降のイエローキャブのタレントには、大きな点が欠如しているように思えてならない。それは恥じらいを感じること、もしくは恥じらっているように見せる能力である。

そして僕はMEGUMIで抜けなくなった。