東口を出てすぐの店が大特売。パンスト、タイツ、ソックス、レギンスが驚きの安さ。大事件です。なんなのこれ。 夢じゃないの。どうなっちゃうの俺!

ってな感じでまあ、しばらくその場を離れることができなかったんだ。とは言ってもね、ちゃんと立ち位置は紳士用靴下の前で。だがしかし、その目は隣のタイツを凝視しているっつう、例のやり口で。やっぱりほら、勘違いされて変質者だなんて思われたら困るかんね!

これは買っとかないといけないんじゃないのか。だってパンストもタイツも、どれだけあっても困るもんじゃないはず。それにすぐ、君はうっかり破っちゃうだろうし、俺はしっかり破るつもりだ! これ、ここにある全部、いくらあったら買い占められる?

こうしてこちら側の人間にとって熱い冬が始まりました。