iPhoneのハードル

流行り物には滅多に跳びつかない俺だけど、たまにはフロアの真ん中で踊りたいのよ。狂騒の渦に巻き込まれ、最新の機器を手に入れたなら、新しい自分に出会えるかも。パンツをブーツにinできるかも!

そんな夢を約束してくれるiPhone4を予約した。まあ、こんなことが田舎の友達にバレたら大変だ。あいつは東京行って変わっちまったって言われて、竹ヤリで突かれるよ。でもそんなのは怖くない。あの頃の俺とはもう違うんだ。血ヘドを吐きながらiPhoneかざして、東京じゃみんなこれだよって言ってやるんだ。

もうすぐ実物が手に入るから、タップやフリックの練習も欠かしてないよ。あ、でも、どうしよう。iPhoneに合う服持ってない。