ああーなんか足にすごく興味があるなー俺。ううーんなんでだろう、わかんないんだけども。いや、別にいやらしい意味とかじゃなくってさ。その、いわゆる足ってやつ? そうそう君にもふたつ付いてる。それがさー、うん、気にかかるっていうか、目が離せないっていうか。

ほら俺ってさ、なんでもやってみたい性質でさ、 だからさあ、ちょっと変わったこと、とかさ、そういうの、やっぱり試してみないとわからないってこと、あるじゃない? つか君さーほら、渋谷陽一、じゃなくて澁澤龍彦とか好きだって言ってなかった? あ、言ってないよね。うん、だって聞いてないもん。

やーだからその、サッカーの、ゴールネットみたいな網タイツ、すごくその、似合ってると、いいますか、似合ってますよ。うんすごく。ですから僕は、ある意味エースストライカー? として? ゴール? 決めたい? のかな? とかな? って思った。ああ思ったさ。でまあこの場合のボールっつうのが、つかうちボールないしね、うんコップもない。ユメもチボーもない。ってそれはこの際関係ない。

えーこんなこと、いつも言ってるわけじゃないし、よく知らないし、誰にでも頼めることじゃないし、そう君だから言うのであって、君だからこそ、その、ひどく湾曲した比喩的表現で言ってしまうと顔、そうです顔ですよ顔、それを、その足で、踏んで、欲しいのかな? 俺は。そういう風にもとれちゃうかな?

ってことで、どうかな、ひとつ、踏んでみては。うん、どうだろう、だから、軽い気持ちでさ、えいって、えいえいって、踏んじゃえばいいんじゃない? ほーらなんか楽しそうだよ、きっとおもしろいぞう! ね? だんだん俺の顔、踏みたくなってきたんじゃない?


えー普通のがいいの?


えーと