2002-05-01 ■ 週末の夜、終電間際。 随分酒に酔っていたその子に駅のホームで抱きつかれて、僕は頭の中でつぶやいた。 (俺のクセに… 俺のクセに… ) そういえばよく、駅で男女のこういう光景を見かけるけど、まさか自分がその当事者になろうとは思いもしなかった。 周りから見られているような気がする。恥ずかしくて顔を上げられない。 (えーとこれって、ひょっとして、できるんじゃないか?) 勃起していた。 そんな僕の視線の先に