ちょっと待った。なんか最近、ものすごーく、けしからんことが起きているぞ。もう、これはほっておけない。そこに座れ。いいから聞け。

あのさ、女子高生。うん、制服着てる、んで、スカート短いね。だからちょっと屈んだりすると、パンツ見えるでしょ。あ、いや別に、俺はそんな、スケベオヤジじゃないんだから、無理に見ようとしてる訳じゃないよ! 違うんだよ、だって、意識してなくても自然と目に入っちゃうんだ、ジーッと見てると。

ここで問題なんだが、そのパンツ、何故か今までと違うんだ。そう、なんだあれ、なんか、ボクサータイプみたいなの履いてるんだよ奴ら! おいこれちょっとどういうつもりだよ?

騙された。勘弁してくれよまったく。こっちだって慈善事業でやってる訳じゃないんだからさ。ちゃんとしようよ、子供じゃないんだから。そんなパンツはエロくねえんだ。人の気持ちを踏みにじるな! 一体何が目的だ?

いいから黙って言うことを聞け。白い木綿のパンティーを履け。御両親は泣いているぞ。世界は危険な状態にあるぞ。我々は我慢の限界だ! 今こそ立ち上がる時が来た! 大人を馬鹿にするんじゃない!!



…いや、ちょっと興奮しすぎたとは思うが、黙ってられなかったんだよ、被害者として。