いつ頃からかわからないが、僕の両肩には一本ずつ毛が生えている。一見するとマヌケだが、ちょっと待って、この不自然な程のシンメトリーに、なにか理由がきっとあるはず。

これってこのままほっといたらそのうち羽根になるんじゃないだろうかね。ひょっとして、まさか、僕は天使なの? そういえば僕って人間にしてはお尻がキュート過ぎると思ってたんだよね。

僕は窓から飛び出して、夜の空に羽ばたいて、眼下に広がる街の灯り。ちょっと疲れたけど、あと少しで、ほら、君の家が見えた。

君の部屋の明かりが点いていて、僕は顔がほころんでしまう。今確かに君はそこにいて、君の生活があるんだね…うふふふ。

うんこ爆弾投下ー