部屋の掃除。どうせすぐ散らかるんだよ、なんて思いながらやってるもんだから全然はかどりゃしない。散らかして片付けて、水飲んで小便して、寝て起きて同じこと繰り返し、結局どこにも進んでない。そりゃそうだ、だって俺は、硬い地面から生えてるブランコに乗っかって、ただ前後に揺れてるだけなんだからな。

昔の偉い人がこんなことを言っていた。
「トラトラトラ 恋は一途(フー!)」
今頃になってその本当の意味に気づくなんて、なんとも皮肉なもんさ。