今更そんな下世話なイベントなんかに心が動くはずなどないって思ってたんだけど、いやーそんなことなかったわ。君に質問がある。今日は何日だ? そして、昨日は何日だったの? ふーん、で、どんな言い訳をするつもりなんだ?

だって考えてみたらさあ、実は俺ってほら、チョコ貰うために生きてた部分ってあったわけよ。なのに昨日はなんで、みんな俺と目を合わせたがらないの? 家に忘れ物しちゃったのかな? そうじゃないんだとしたら、え、まさかとは思うけど、君達は俺のことを好きじゃないの!?

まあいいよ。あっちが駄目ならこっちだ。あんな歪んだ現実には背を向ける。だから夢を叶えてよ僕のインターネット! だがしかし、メールもなんも来やしねえ。こっちもかよ! 絶望した。神はいない。ロックは死んだ。インターネットは終わっちまった。

まったく君はどうかしてるよ。せっかく俺が、とても素敵なプレゼントを、お返しにぶち込んで差し上げようと用意してたってのにさ。