花粉はそろそろおしまいってことでいいんですよね。まったく今年も酷い目にあった。なにあれ。馬鹿じゃないの。またなすすべもなく猛威振るわれた。くっそーあんなの軽く兵器だろ。

とにかく体中の粘膜という粘膜が全てやられちゃう。目、鼻、耳、のど、触手。俺くらいの上級者になるともう痒いってレベルじゃない。痛い。すごいつらい。そんで薬をドカドカ飲んでフラフラ。またたく間に薬がなくなって、薬屋に飛び込む。
「大きい箱と小さい箱、どちらになさい…」
「大きいの!」
やけになって買ったった。どうにでもなれだ。6000円だってフフフ。あと1週間分7枚入りマスクも。ところがそのマスクが小さくて、つけてみたらゴムがきつくて耳が痛い。たいへんだ、このままだと1週間を待たずに耳がもげる。

そんな驚異と対峙して僕らにできる対抗策なんて、マスクをするときにシャキーンて言うことくらい。それとなんか、花粉症は超能力だと思うことにするとか。花粉の多い場所に行くと鼻水がとめどなく溢れ出すのだ! サイコノーズから。まあ何の役にも立たないのはスプーン曲げと一緒だよ。今、うまいことを言ったのだ! サイコマウスが。

そういや薬1回服用分の12錠を、瓶をひと振りするだけでぴったり出せるようになったんだよ。つまり、継続は力なりってこと。覚えといて。